パートナーが浮気をしていることを理由に離婚や慰謝料請求の裁判をする場合、パートナーの浮気を証明する証拠が必要になります。
最近の探偵事務所は、弁護士と提携していたり、何らかの形で協力しているところが多く、裁判で証拠として認められる報告書を提出してくれることがあります。
探偵の浮気調査報告書は裁判で認められるのか、質の高い調査報告書の見分け方について解説します。
このページの目次
探偵の報告書が裁判で浮気の証拠として認められるかどうか
信頼できる探偵事務所の質の高い調査報告書は、裁判でも証拠として認められます。
優良な調査報告書には、写真や動画、録音、目撃証言など、浮気の証拠に必要なものが全て記載されているはずです。
機材も進化していて、仮に夜間でも鮮明な画像を提出してくれます。
機材も進化していて、仮に夜間でも鮮明な画像を提出してくれます。
裁判で証拠と認められるためには、すべての証拠が明確かつ正確という高い水準に達していなければなりません。
また、報告書には、調査から得られたすべての所見を整理して記載し、信憑性を証明するために正確な分単位の日時が記録されている必要があります。
合法的な調査の元、十分な調査報告書であれば認められる可能性が高い
合法的な調査による十分な調査報告書であれば、裁判所に認められる可能性がより高まります。
多くの裁判所では、探偵事務所の調査報告書が信頼できると判断されれば、証拠として認めています。
良い調査報告書とは、事実に基づき、活動内容や証拠の概要を明確に記載してあるものです。また、簡潔であり、調査の公平な説明が行われている必要があります。
探偵社が弁護士と協力して「裁判で証拠として認められる報告書」と謳っている場合、ほぼ認められると考えて問題ないです。
より厳密には裁判官によりますが、探偵社は実績に基づいていますのでまず大丈夫です。
調停の場合は強力な証拠として機能します
調停の場合、強力な材料として機能します。
不貞の問題について当事者が合意に至ることができれば、報告書はその合意の根拠として扱われます。
これにより、合意内容が公正かつ妥当なものであることが確認出来るため、万が一争われた場合にも裁判で通用する証拠になります。
調停委員は調停に一般市民の良識を反映させるために、一般社会の豊富な知識や経験を持つ人の中から裁判所が選出する非常勤職員です。
そのため、不貞に対して厳しい考えを持っていることが多く、十分な内容の調査報告書であれば理解を示してくれる可能性が高いです。
裁判で証拠として認められる探偵の調査報告書の見分け方
裁判で証拠として認められる探偵の調査報告書を見分けるには、次に挙げるいくつかのポイントに注意する必要があります。
- 正確性
- 公正性
- 明確性
- 信頼性
- 正当性
まず、報告書は、収集した事実や証拠など、調査の明確な説明がされているものでなくてはなりません。
次に、報告書は客観的で、偏見がないものでなければなりません。
具体的には次の通りです。
正確性
調査報告書は、確実な証拠に基づいて書かれていることが求められます。
公正性
調査報告書は、偏った見解や偏った情報を含んでいないことが求められます。
明確性
調査報告書は、明確かつ理解しやすい記述をすることが求められます。
信頼性
調査報告書は、信頼性の高い情報源から収集した情報を含んでいることが求められます。
正当性
調査報告書は、法的に正当な方法で収集した情報を含んでいることが求められます。
ダメな探偵の浮気調査報告書3つのポイント
残念ながら、すべての探偵社の調査報告書が高品質で信頼できるものというわけではありません。
不正確な報告書や不完全な報告書を見分けるために、次の3つのポイントに気をつけるようにしましょう。
- 報告書に憶測や伝聞が含まれていないこと
- 分単位まで正確な日時が記録されていること
- 報告書には探偵の主観が含まれていないこと
以上が気をつけるポイントです。
このような調査報告書になっていないか、依頼を検討している探偵社にサンプルを確認させてもらうようにしましょう。
裁判で証拠として認められる浮気調査の報告書を出してくれる探偵社
不貞行為を理由に離婚や慰謝料を請求する場合、探偵社の報告書は重要な戦力となります。
裁判所に提出する証拠が正確で検証可能であれば、望む結果に近付くことが出来るでしょう。
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